暦物語(コンプリート)
よかったの。たまたま可愛くて ―忍野忍 「囮物語」なでこメデューサ 其ノ貳―
ところで羽川さん。もやしって、漢字で書くと『萌やし』になるのよ。それを知って以来、もやしがおいしくておいしくて仕方がなくなったわ。となると、どう?もやしっ子って、実はすごい褒め言葉なんじゃなくって!? ―戦場ヶ原ひたぎ 「猫物語(白)」つばさタ…
8.1偽――つまりは人為や。全はもとよりすべて偽善であり、だからこそ――そこには善であろうという意図がある、ちゅうてな ―影縫余弦 「偽物語」つきひフェニックス 其ノ肆― 8.2僕がずっと僕のやりたいようにやってきたように――お前はこれから、お前のやりたい…
不幸でい続けることは怠慢だし、幸せになろうとしないことは卑怯だよ ―斧乃木余接 「終物語」しのぶメイル 其ノ陸―
信用してない。でも、心配はしている ―阿良々木暦 「偽物語」かれんビー 其ノ陸―
まあ若造でも老人でも、人生に悩みは尽きないが、しかしおいしい肉を食えばそんな悩みはすべて解決するのさ ―貝木泥舟 「花物語」するがデビル 其ノ貳―
なーぞでーすねー ―忍野扇 「終物語」おうぎフォーミュラ 其ノ壹―
心の目で見ることは難しくとも心の目で見ないことは易しい ―羽川翼 「猫物語(白)」つばさタイガー(原作)―
携帯電話をまるごと預けられるような感触で、いつか私も人を信じてみたいものだ ―臥煙伊豆湖 「終物語」しのぶメイル 其ノ陸―
飛んで火にいる不死の鳥とはあなたのことです。阿良々木さん ―八九寺真宵 「偽物語」かれんビー 其ノ壹―
無理だったかもしれない。無茶だったかもしれない。でも――無駄じゃなかった。お前が命懸けで頑張って、この虎の放火をたった十秒遅らせてくれてなかったら、僕は間に合わなかった。そしたら僕は、きっと泣いてたぜ ―阿良々木暦 「猫物語(白)」つばさタイガー…
勝手にひとりで大人になんないでよね。つまらないからさ ―阿良々木月火 「偽物語」かれんビー 其ノ壹―
この世は奇跡でできている。概ね、どうでもいい奇跡で ―貝木泥舟 「恋物語」ひたぎエンド(原作)―
たかが?十数年積み重ねてきた家族の苦しさが、数ヶ月募らせた恋愛の切にゃさに劣っちゃいけにゃい理由でもあるのかにゃ? ―羽川翼 「化物語」つばさキャット 其ノ伍―
リップサービス?……ちゅーのサービスのことかな。恥ずかしいけど、暦お兄ちゃんがそういうサービスをして欲しいなら ―千石撫子 「偽物語(上)」かれんビー(原作)―
友達を作ると、人間強度が下がるから ―阿良々木暦 「傷物語」こよみヴァンプ―
いいでしょう。平等なる競争は、互いのスキルアップに繋がりますからね ―ギロチンカッター 「傷物語」こよみヴァンプ(原作)―
後遺症が残らない程度に殺してやるよ ―エピソード 「傷物語」こよみヴァンプ(原作)―
いや、私がやろう。そういう仕事に一番向いているのがこの私だ。吸血鬼と一番わかりあえるのは、この私だ ―ドラマツルギー 「傷物語」こよみヴァンプ(原作)―
ようこそ、夜の世界へ ―忍野忍 「傷物語」こよみヴァンプ―
だけどな、月火ちゃん。阿良々木月火は生まれたときから――僕の妹だったんだ。僕の妹で、火憐ちゃんの妹だった。そうじゃなかったときはひと時もない。 ―阿良々木暦 「偽物語」つきひフェニックス 其ノ肆―
目に入れても可愛くない、痛い妹なのね ―戦場ヶ原ひたぎ 「化物語」まよいマイマイ 其ノ壹―
常に人々を照らし、恵みを与え続けるあの太陽に誓おうと思ったが、そう思ったのが夜だったので、とりあえずその辺の街灯に誓っておいた ―神原駿河 「化物語(下)」なでこスネイク(原作)―
口に出して、誰かに言ってしまった瞬間に、それは気持ちとはすれ違う。言葉なんてのは全部嘘で、全部ペテンだ。どんな真実であろうと、語った瞬間に脚色が入る ―貝木泥舟 「恋物語」ひたぎエンド 其ノ伍―
お父さん、お母さん。私に部屋をください ―羽川翼 「猫物語(白)」つばさタイガー 其ノ伍―
正座!口の利きかたに気をつけろ。敬語を使え。あとボケるな ―阿良々木月火 「猫物語(黒)」つばさファミリー(原作)―
……神原、ごめん。僕は、お前なんか、嫌いじゃないんだ。恋敵かもしれないけれど、お前と、僕とじゃ、酷く不釣り合いかも、知れないけれど――それでもさあ、友達くらいには、なれないか? ―阿良々木暦 「化物語(上)」するがモンキー(原作)―
ぱないの! ―忍野忍 「偽物語」つきひフェニックス 其ノ参―
「誰にどう思われてもいい」「誰にどう思われても構わない」という振る舞いは、「誰だって騙してやる」と言っているのと同じだ ―臥煙伊豆湖 「鬼物語」しのぶタイム(原作)―
こ、暦お兄ちゃんも、そのパーカーを脱いだらどう?暑くなくとも、暦お兄ちゃんはそのパーカーを脱ぐ以外ないんだよ ―千石撫子 「偽物語」かれんビー 其ノ貳―