長文をこよなく愛する同志たちよ。
現在、インターネット上では、
長文愛好派は肩身の狭い思いを強いられている。
LINEやツイッターの普及により、
一般大衆は短文のやり取りに慣れ親しみ、
文章の主語や目的語の省略は当たり前。
5W1Hが泣いている。
ひとたび長文を書こうものならば、
「チラシの裏にでも書いとけ、乙」と罵倒される始末。
長文アレルギーとも言うべき症状が、一般大衆の間に蔓延しておる。
ブログの世界でも、また然り。
短文派が、現在のトレンドである。
要点を原稿用紙1枚程度にコンパクトにまとめ、
画像や空白で分量の少なさをごまかすブログが、支持を獲得している。
しかし諸君、忘れてはいまいだろうか。
かつて目も眩むような長文で世界に名を轟かした者たちの名を。
呉エイジ氏の『我が妻との闘争』。
海外ニート氏の『ニートの海外就職日記』も然り。
yuminnko氏の『他人が嫌いな完全マイナス思考女のFX日記』も然り。
いずれも負けず劣らずの長文サイト・ブログである。
現在は全て、閉鎖か更新停止に至っていることを、気にする必要はない。
これらの愛読者の一人であった我輩が、
現在のトレンドだからと言って、短文派に転向してよいのだろうか。
否!
しかし、
長文愛好派の目の前には、数々の困難が立ちはだかるであろう。
「読者になる」の人数が、二ケタの壁を越えられないかもしれない。
ブログの一日の平均訪問人数が、50人で留まってしまうかもしれない。
それでも、どんな苦難が待ち受けていても、
我輩はこれからも長文を書き続けることを誓う。
長文が好きだから。
世界は、長文の復活を待っている。
書け、心の赴くままに。
叩け、キーボードに並ぶアルファベットを。
動かせ、魂を込めた十本の指たちを。
長文による、長文のための、長文の宣言、ここに記す。
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