走るオタクのひと言もの申す! ~故障するから、速く、強くなる~

走ることが大好きなオタクが、伝統的な日本のマラソンの練習方法に、ひと言もの申ーす!ブログ。 月間走行距離を気にしなくても、記録が伸びる効率的な練習メニューや、故障せずにランニングを楽しめる練習メニューの作り方を公開中。 自己ベストは、2時間44分。目指すか、福岡国際。

“フルのタイム=持久係数×ハーフのタイム”の間違った使い方 ~12月12日から18日までの調整メニュー・本番~

・12月12日(月)
 お休み

・12月13日(火)
 シャトルラン×4セット → 7km坂道ジョグ → ウィンドスプリット×6本

・12月14日(水)
 ジョグ → 8kmビルドアップ走 → ジョグ

・12月15日(木)
 お休み

・12月16日(金)

・12月17日(土)
 移動日(初めて山口県へ旅行)

・12月18日(日)
 防府読売マラソン(2時間44分27秒、3分54秒/km)

 

今回のフルマラソン↑の目標タイムは、
2時間40分でした。

ただ、11月の中旬に体調を崩したため、
2時間40分を切るのに必要な1kmあたりのペース
キロ3分45秒で走るのが、相当つらくなっていました。

だから、
「目標クリアは、今回は無理かなぁ~」と思い、

次の計算式を使って、
目標が手の届く範囲にあるか確かめてみました。


・フルマラソンのタイム ÷ ハーフマラソンのタイム = 持久係数
⇒ フル = 持久係数 × ハーフ

今回の計算で用いた数値は、次の通りです。

・持久係数:2.06~2.2(これまでのレース経験による)
・ハーフ:76.63(ハーフのベストタイムを1時間16分38秒を分に換算)

すると、導かれるフルの想定タイムは、
2時間38分弱~2時間48分30秒。

目標タイム2時間40分は、範囲内に入っている、OK!
ってなことを考えていたわけです。


経験上、概ねこの計算の使い方は正しいのですが、
今回、ある落とし穴にはまっていました。

ハーフのタイムに入れる数値を、
ハーフの自己ベストを入れてしまったことです。

今シーズンの調子を考慮に入れるのであれば、
今シーズンのハーフのタイムを使うべきでした。

つまり、府中多摩川ハーフの1時間19分36秒
79.6を使わなくてはいけませんでした。

すると、上記の計算式から導かれる
フルの想定タイムは変わってきます。


改めて計算し直すと、

・想定タイム:2時間44分弱~2時間55分

もし今回、正しい計算式を用いていたら、

想定タイムの上限が、
目標タイムより4分弱不足しているとわかりました。

10分、15分オーバーなら再検討確定も、
5分以下であれば、目標を修正しようか悩むところです。

まぁ、僕ならば、
間違いなく、GOサインを出しますけどね。


フルの想定タイムを導した計算式を再掲します。

・フル = 持久係数 × ハーフ

計算式におけるハーフの数値には、
今シーズンのハーフマラソンのタイムを代入すること。

ハーフの自己ベストを入れては、意味がないのです。
特に、直前に体調を崩したときは、なおさらのこと。

ハーフの自己ベストを代入したことが
今回スッポリはまった落とし穴の正体でした。


また、この計算式には、
僕のように安心感を得るためではなく、

達成したい目標タイムが高すぎないか
チェックする役割もあります。

目標タイムが、計算式から導かれたタイムを
10分も20分も上回るタイムであれば、
絶対に目標を見直す必要があるでしょう。

“無理・無茶・無謀三兄弟”と昵懇の仲である
僕であっても、目標を下方修正します。

そんな無謀な目標タイムに挑戦しても、
挫折するのは火を見るよりも明らかです。


最後に、一言。

・フルの想定タイム:2時間44分弱~2時間55分
・今回のタイム:2時間44分27秒

今回のタイム、まぁまぁじゃん。

( ̄∇ ̄)v エッヘン


週間走行距離:72km


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