現在、自分がトレーダー(≒投資家)として、どの程度の実力があるのか知る上で、
とても役に立つメルマガがありましたので、紹介します。
全文を載せた方が内容を理解しやすいと思うので、
少し分量が多くなりますが、全文を載せました。
〇松下誠氏のメルマガより
個人投資家にも成長の段階があります。
少し前に、それを具体的に考えてみると、
8段階のステップに分けることができました。あなたは、今、どこのステップにいるか、
確かめてみてください。
『個人投資家の8段階の成長ステップ』0.お金に無関心な人
このステップ0の人が、お金への興味関心を持つと
1.素人・未経験者に成長します。このステップ1の人が、金融投資の口座を開設し、
投資を行うと
2.経験者に変わります。このステップ2の人が、本やネットで情報を調べると
3.知識を持った経験者に成長します。
(この段階では、儲かりそうで儲かりません。)このステップ3の人が、さらに情報を仕入れると
4.知識と経験を積んだ経験者へと成長します。
(この段階でも、なぜか儲かりません。)このステップ4の人が、高額な教材を購入したり、
投資のスクールに通ったりして、
5.具体的な手法や知識を知る経験者に成長します。
(時々は儲かるようになりますが、安定せず、ブレてしまいます。)このステップ5の人が、自分の課題や問題に取り組むと、
6.投資・トレード手法の確立を始めた投資家に成長します。
(この先に大きいハードルが待っています。)このステップ6の人が、自分の課題・問題を克服すると
7.投資スタイルを確立した投資家へと成長します。ここまでくれば、あなたは負けない投資家、
勝つ投資家になっています。
そして、このステップ7の人が、さらにその投資スタイルを
発展・充実させれば、
8.本物の投資家の完成です。あなたはムダなく、楽しく着実に
利益を上げる投資家として、生涯を過ごします。全ての個人投資家は、いつか8の投資家になることを
夢見て、その成長の途上にいます。
この8段階の成長には、
大きな境界線(ターニングポイント)があり、
それはステップ6とステップ7の間です。残念ながらステップ6以前の段階では、
資金は増えたり減ったり、不安定な動きをしながら、
結局最後には減っている、ということになってしまいます。
あなたが望む、安定的にお金を増やし続ける投資家は、
ステップ6を超えて、ステップ7になった投資家ですので、
今、自分がどのステップにいて、これから何を実行し、
どのステップに向かうのか、チェックしてみてください。
今の自分が、どのレベル(=「ステップ」にいるのかを知ることで、
ひとつ上のレベルのトレーダーになるために、何が必要なのかがわかります。
一言でまとめるならば、“現状分析から問題把握”です。
〇自分の実力を判断するプロセス:サンプルは僕
僕の現在のトレーダーとしての実力は、
Lv.6かLv.7になると思います。
Lv.6かLv.7という、
なんとも歯切れの悪い表現になっているのは、
そのトレーダーがLv.6である条件と、
Lv.6“ではない”条件、すなわちLv.7に到達した条件のいずれにも当てはまるため、
Lv.6かLv.7のどっちだか、現状では判断できていないからです。
「自分の課題・問題」を克服できていないという意味では、間違いなくLv.6。
3月・4月のトレードの月間収支が、それぞれ-11%、-9%。
通算すると、ドローダウンは、-20%程度。
その期間に経験した連敗数は、15連敗ほど。
5月になっても、負けトレードが続き、
ドローダウン・連敗数は、悪化の一途を辿っています。
(´・ω・`)
こう書いているだけで嫌になるほど、成績が不安定です。
「トレードの成績を安定させる」という課題をまだ克服できていません。
だから最初は、現在の実力をLv.6と判断しました。
しかし、Lv.6以前に留まっていることの条件、
「資金が結局、最後には減っている」という条件に、僕は当てはまりません。
こんなヘッポコトレーダーの僕でも、
一昨年2014年、昨年2015年と2年連続で、年間収支はプラスに回っています。
つまり、トレードを継続することによって、資金が増えているので、
「資金が結局、最後には減っている」という条件には当てはまりません。
したがって、トレーダーとしての実力がLv.6以前ではない。
よって、Lv.6ではないならば、Lv.7。
だから、現在の実力はLv.7かな~、とも思います。
現在のトレーダーとしての実力、松下氏の言葉では「投資家のステップ」
を判断するプロセスを、僕を例に説明してみました。
もし参考になれば、参考にしてみてください。
現在のトレーダーとしての実力がLv.6にせよ、Lv.7にせよ、
現在のトレードの成績が、処置を施さないと致命的なレベルに達しているのは、
・・・間違いない( ̄∇ ̄)v