机の中から見つけた 君からの小さな置き手紙
褪せたセピア色 過ぎた時間を語る
あの頃は何もかも 輝いて見えたけど
この手で何ができるのか わからずにいた
今もまだ君の笑顔に さよならできず
やりきれない毎日を ただ過ごしてる
僕は今 ここにいる
目の前に広がる未来は 開いたり閉じたりを繰り返し
いつも希望と不安を 僕たちに見せている
今もまだ君の笑顔に さよならできず
宛て名もない優しさを 胸に秘めて
僕は今 暮らしてる
ケンカばかりしていた あの冬が懐かしい
今はケンカする 相手さえもいないから
まだ次に進めるのか わからないけど
色褪せてく思い出たちに 戸惑うけれど
ひとかけらの希望を この手に掴み
僕は今 歩き出す
・山崎まさよし/僕と不良と校庭で