ガラスを割っても
教師を殴っても
心に抱える
虚しさは増すばかり
何かを見つけたくて
誰かを壊したくて
己の衝動に
身を任せてやって来た
何が正しくて
何が間違っているのか
わからない毎日で
今も行き場のない
虚しさ抱えているけど
誰かに必要とされるから
俺は動くのさ
それが人を傷つけることであっても
止められない
身体が勝手に動いてる
必要とされない俺であるより
必要とされる俺でありたいから
学校へ行っても
溜まり場に通っても
身体にしみ込んだ
不安は消え去らない
どんなに強がって
支配からの卒業してみても
所詮は誰かの
レールの上で踊っているだけ
何もしたくなくて
何もできそうになくて
不満だけの毎日で
いつもやり場のない
悲しさ抱えているけど
誰かに必要とされたいから
俺は動くのさ
それが人を傷つけることであっても
止められない
身体が勝手に動いてる
必要とされない俺であるより
必要とされる俺でありたいから
このままじゃいけないのはわかってる
だけど どうしたらいい?
何を したらいい?
何にも必要とされなくても
俺は生きるのさ
それが自分を傷つけることであっても
もう恐れない
身体が勝手に動いてる
誰かの代わりの俺であるより
いつか愛せる俺でありたいから
・卒業/尾崎豊