孤独な運動音痴ランナーのマラソン放言日記

運動音痴(略して、うんち)のオタクランナーが、マラソン・ランニング・世の中について ひと言もの申ーす!ブログ。目指すか、福岡国際。

月間走行距離の話をしよう ~その距離、中身伴ってる?~

・走歴
・フルマラソンのベストタイム
・月間走行距離

といったランナーの
三種の神器”ステータスの中で、

過大評価されていると感じるのは、
月間走行距離です。

雑誌『ランナーズ』のMyトレーニングでも、
欠かさず月間走行距離が取り上げられます。*1

しかし、月間走行距離は、

ランナーの走力を判断したり、
練習内容を評価したりする基準として
まったく当てになりません。

 

月間走行距離が、
ランナーの走力を判断する上で、
当てにならないと確信したきっかけは、

高地合宿を行った宿泊先における、
ある陸上関係者との会話でした。*2

その陸上関係者は、
会話の中で月間走行距離について、

「月間走行距離が月平均250kmなら、
 フルのベストは、3時間半」

と言いました。

僕の月間走行距離は、
だいたい月平均250kmでしたが、

ベストタイムは、
少なくとも3時間半よりは速かったです。

陸上関係者でも、
ランナーの走力を月間走行距離で判断して、
しかも外れているのかい!と思い、

月間走行距離は当てにならんなー
と感じました。

そもそも、

“月間走行距離が○○kmなら、
 フルマラソンは□□分で走れる”

なんて甘っちょろい公式は、
マラソンの世界にあ・り・ま・せ・ん。


続いて、月間走行距離が、
練習内容を評価するときでも、
当てにならないことを説明しましょう。

次に挙げる数字は、
2015年と2017年の8月の月間走行距離です。

・2015年8月:280km
・2017年8月:244km

“月間走行距離”
という観点から見れば、

280km > 244km

2015年に軍配が上がります。


でも、“週間走行距離”という
一段階ミクロな視点に立つと、

評価が逆転します。

次に列挙する数字は、

2015年と2017年の
8月の第1週から5週までの週間走行距離です。

<8月の週間走行距離>
    2015年  2017年
・第1週:53km  55km
・第2週:34km  55km
・第3週:96km  45km
・第4週:77km  60km
・第5週:49km  63km *3

・月間:280km  244km

前の数字が、2015年の週間走行距離、
後の数字が、2017年の週間走行距離になります。

これらの数字を比べてみて、
どう思うでしょうか?

片や、
34km走った翌週に96kmと、

1週間にまとめて距離を稼ぐ
”ドカ走り”の結果、月間280km。

もう一方は、
55km走った翌週にも55kmと、

毎週着実に距離を積み重ねた結果、
月間244km。

ドカ走りの2015年か、
毎週コツコツの2017年か?

僕は、2017年に軍配を上げました。

でも、月間走行距離で評価すると、
2015年に軍配が上がってしまいます。

そんなのは、ナンセンス!


月間走行距離からでは、
距離の積み重ね方を判断できない以上、

月間走行距離では、
練習内容の良し悪しを判断できません。

練習内容の良し悪しを判断するには、

上の例のように、
週間走行距離の推移を見るか、

さらにミクロな視点に立ち、
日々の練習メニューを見ることが
必要です。


月間走行距離は、

ランナーの走力を判断したり、
練習内容を評価したりする基準として

まったく当てになりません。

もちろん、練習内容が伴っていれば、
月間走行距離にも意味がありでしょう。

しかし、練習内容が伴っていなければ、
月間走行距離には何の価値もありません。

練習内容が大切なのであって、
月間走行距離なんて、どーでもいいんです。

どーでもいいんです。


でも、
月間走行距離を気にするランナーに、

「気にしても無駄だよ」なんて
言うつもりは毛頭ありません。

月間走行距離を気にするランナーと、
月間走行距離を気にしない僕とでは、

議論はどこまで行っても平行線なので、
好きにすれば、と思っています。

ただ、
一つだけもの申したいことは、

「その距離、中身伴ってる?」


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*1:ランナーズ』のMyトレーニングでは、
2時間半を切ったランナーが紹介されます。

「いつか載りたいなー」というのが、
僕のささやかな願いです。

*2:陸上関係者は、僕の母校の陸上部監督でした。
とはいえ、その人から学生時代に陸上を教わっていません。
学生時代は帰宅部でしたから。部活なんて、無理。

*3:週間走行距離をすべて足し合わせると、
月間走行距離より多くなります。

第1週には、7月末の数日分、
第5週には、9月初頭の数日分が
それぞれ含まれているからです。