さる10月2日、
別海町パイロットマラソンに参加してきました。
ただ、そのレース回顧を書く気になるには、
まだまだ時間がかかりそうなので、
代わりに、レース前日の出来事を、
漫才コンビ・いつもここからの鉄板ネタ
“悲しいときー”風に書きたいと思います。
紙芝居を持つスーツ姿の男性と、
ファイティングポーズをしたスーツ姿の男性、
二人の男性と思い浮かべつつ、
以下の文章を読んでみてください。
悲しいときー。
朝一で、グルタミンの粉末を
ほこりが溜まっているテーブルの下にぶちまけたときー。
悲しいときー。
電子レンジの中に、昨晩温めた味噌汁が
水たまりのように溜まっていたときー。
悲しいときー。
京急の品川駅で、通りすがる外国人の
キャリーバックに指先を踏まれたときー。
悲しいときー。
羽田空港の保安検査場で、
小学校時代から愛用していたハサミを没収されたときー。
悲しいときー。
ハサミを救うための料金、
空港から自宅までの運送費750円を支払えなかったときー。
悲しいときー。
没収されたハサミのことが気になって気になって、
フライト中、機内で小説が読めなかったとき―。
悲しいときー。
バニラ味のアイスクリームを食べようと思ったら、
売り切れていて、ストロベリー味で妥協したときー。
悲しいときー。
しかも、そのストロベリー味のアイスクリームが、
半分溶けかかった状態だったときー。
悲しいときー。
有線LANしか繋がらない宿泊先に、
無線LANしか使えないノートパソコンを持ち込んだときー。
悲しいときー。
海の幸で有名な街の定食屋で、
半解凍のサーモンの刺身を口にしたときー。
悲しいときー。
宿泊先から空港までのルートが使えないことが現地で判明し、
「帰れない…どうしよう…」と、プチパニック状態に陥ったときー。
悲しいときー。
空港まで戻れるルートがあるかどうか不安で、
大会前夜に目覚めてから、2時間ほど寝付けなかったときー。
哀しいときー。
こんなしょうもない一連の出来事を
いまだに鮮明に覚えている自分に気づいたときー。
悲しいときー。
悲しいときー。
※This story is based on a true story(この話は実話です)
『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』予告編