ひきこもりランナーのマラソン時々日記

走るのは好きだけど、外に出るのが嫌いなオタクマラソンランナーが、日々の練習についてダラダラ更新する日記です。自己ベストは、サブエガ。

拝啓 N先生

拝啓 N先生

N先生が亡くなってから、早くも3ヶ月が経とうとしています。
しかし、先生が亡くなったことを現実のこととして、受け入れることができていません。
また、ひょっこりと現れる、そんな気さえしています。


先生と初めて会ったのは、僕が高校生の時でした。
数学の担当をしていた先生の授業を初めて受けたのは、
紆余曲折を経て、理系に進むことに決めた高3の春のことです。

授業で先生が用いていた数学の解法は、正直スマートではありませんでした。
自分の解き方の方がずっとスマートだと思ったので、
授業はあまり聞かずに、自習していたことが、今となっては懐かしい思い出です。


高校を卒業した後、先生と再会したのは、就活が始まった大学3年の春でした。
何かにつけて自信を失いがちな僕に、「それでいいんだよ」と、先生は励ましてくれました。
「頑張れ」といった安易な言葉ではなく、
ダメだと思っていたその時の僕を、そのまま認めてもらえたのが、とても嬉しかったです。

張りつめていた緊張がほぐれ、気が楽になったのでしょう。
この励ましを受けてから、就活は順調に進み、無事内定を得ることができました。
まぁ、内定は得たものの、入社してから実質5ヶ月ちょいで辞めることになるんですが。


また、ニートから抜け出そうと、もがいていた時にも、先生は相談に乗ってくれました。
ニートが学習塾を始める”という突飛な発想にも、
半ば呆れつつも、真剣にアドバイスをしてくれました。
最終的には、学習塾は軌道に乗りませんでしたが、
無事ニートは脱し、なんとか働けるようになりました。

人は一人で勝手に助かるだけ”とよく言いますが、
就活が順調に進んだこと、ニートから抜け出せたことは、
先生が近くにいてくれたからです。

先生がいてくれたことは、僕にとって本当に幸運でした。


少し話題は変わりますが、
先生も走るのが大好きだったと存じあげています。

高校時代に行われたマラソン大会には、
なぜか先生も生徒と一緒に参加していました。、
あろうことか、僕は先生に負けてしまったことを今も覚えています。
当時、40歳近く年が離れていたにもかかわらずです。
しかし、今となっては、フルマラソンのベストタイムでは、
30分以上の大差をつけて、僕の圧勝です。

今回のフルマラソンで、2時間40分切りを達成し、
晴れて、国際ランナーになれたことを報告できたら、と思いましたが、
残念ながら、2時間40分切りは、暴風雨に阻まれました。

そう、上手く事は運ばないものですね。
「当然だよ」と笑っている先生の姿が想像できます。

2時間40分切りは、今年中に必ず達成します。
もし達成できたら、そのことを先生に報告したかった。
人生の転機に何度も助けてもらった先生には、いつか直接お礼を言いたかった。
でも、亡くなってしまったら、“ありがとう”の一言も言えないじゃないですか。


内容がちょっぴり湿っぽくなってきたので、
そろそろ文章を終えたいと思います。


最後に一言だけ。

あと30年くらいしたら、ちょっくらそっちにお邪魔するので、
そのときまで気長に待っていてください。
本当にありがとうございました。




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