3.1
阿良々木くん……きちんとしなさい
3.2
今回の件からお前が得るべき教訓は、ただ働きは割に合わない――だ
3.3
たったひとりの人間には世界を変えることは難しいが、
世界を傾けるくらいなら、できなくはないのかもしれんのう
3.4
可愛い妹の頼みがきけねーってのかよ。
だったらあたしにも考えがあるぞ
3.5
そうだね、ツンデレちゃんはツンデレちゃん、委員長ちゃんは委員長ちゃんなのに、
阿良々木くんのことだけは阿良々木くんと呼ぶことに、僕は軽い差別を感じていたところだったんだ。
これからは平等に、阿良々木くんのことはらぎ子ちゃんと呼ぶことにしよう
3.6
やっぱパンツは白に限るよ。
白くなければパンツじゃないとさえ、私は思うね
3.7
全然違います。愚か者ですかあなたは
―忍野扇 「終物語」おうぎフォーミュラ 其ノ壹―
3.8
私は何でも知っているよ――私に知らないことはない
―臥煙伊豆湖 「終物語」しのぶメイル 其ノ肆―
3.9
あいつが明日死ぬのなら、僕の命は明日まででいい
3.10
失礼、噛みました
3.11
うん。不思議だよ。真っ赤な不思議さ
3.12
だってさあ、私の脆さで幸せになんかなったら、ぐしゃって潰れちゃうよ。
目も身も、潰れちゃうよ。幸せの重みに耐えられない。今更幸せになるより、
ぬるーい不幸に足首まで浸かって、適当に凌いでいきたい。靴をずぶ濡れにして生きていきたい
―老倉育 「終物語」そだちロスト 其ノ貮―
3.13
お前らは友達だと思ってた奴が自分のことを妬んでたら、
それでもう友達じゃなくなるのか！？ 嘘をつかれたらそれで終わりか！？
適当なところで折り合いをつけねーと、いつまでもこんな状況が続くんだぞ！
3.14
しかしあえて言わせてもらう。倒れて悔いなしと！
3.15
こういうとき、忍野くんならこない言うんかな？
元気ええなあ、なんぞええことでもあったんけ――
3.16
女子の目を舐めたいって、健康な男子の一般的な発想じゃないのか？
3.17
家出中で火遊びに夢中の、まったく手の焼ける妹ですが、
私は彼女の帰りをいつまでだって待ち続けます。
私はあなた達を愛し、私を愛します。草々不一
3.18
私はあいつが――羨ましかったんだ
3.19
阿良々木くんは、本当に優しいよね。優しくて胸がむかつくねえ、本当にもう。
そばにいたいだけだなんて、そんな甘ったるい言葉を、そのまま信じたのかい？
3.20
春休みのことである。僕は吸血鬼に襲われた。
血も凍るような、美人だった。美しい鬼だった。
とても――美しい鬼だった
3.21
ため息が多いわね、阿良々木くん。ねえ、知っている？
ため息一回につき、幸せが一つ、逃げていくそうよ
阿良々木くんがいくら幸せを逃がそうと興味はないけれど、
私の前でため息なんてつかないで欲しいものね。煩わしいから
3.22
兄ちゃんの目を覚まさせるのはあたし達の役目だ！
機械には仕事は奪わせねえ！
―阿良々木火憐 「憑物語」よつぎドール（原作）―
3.23
撫子だよ！
3.24
負けを認める勇気！
3.25
知りたいか。教えてやる。金を払え
3.26
おい……そこの、うぬ。うぬじゃ
儂を……助けさせてやる
3.27
でもにゃあ。頼まれちゃったらにゃあ
あてのにゃいこの俺に、帰る場所ができたというだけのことで――帰る家があるというだけのことで、
何故こんにゃに、にゃんでもできそうにゃ気持ちににゃるんだ。
嬉しいじゃにゃいか。泣きそうじゃにゃいか
3.28
ほんの一瞬であっても――悪魔に天使が宿ることもある
3.29
知ってる知ってる。お兄ちゃんは私達が大好きなんだよね
3.30
慌てるなよ、阿良々木くん。元気いいなあ、何かいいことでもあったのかい？
委員長ちゃんの猫耳が見られたとか、委員長ちゃんのパジャマ姿が見られたとか
3.31
ああ、そうそう。その通り、実は俺はとてもいい奴だったんだよ。
そういう子供を思う心優しい奴だったんだ。悪ぶってるだけの奴だったんだ。
詳しいじゃないか。よく知ってるな、お前。でも人に言うなよ、恥ずかしいじゃないか
特典画像は・・・残念ながら、なし！
