興味深いデータがありました。
ランナー世論調査2017
月間ランナーズが刊行した
全国の市民ランナー+プロ・実業団
プロフィールです。
たとえば、
・ランニングを行う頻度
・月間走行距離
・過去3年以内のフルのベストタイム
などがわかります。
つらつら月間走行距離と
フルのベストタイムを分析したら、
日本のランナーが“常識”と信じていることと
反対の事実が得られました。
月間200㎞も走っているランナーのうち、
サブスリーを達成できたのは、
たった約25%のランナーだけ。*1
サブスリーを達成できたのは、
4人に1人だけという事実。
月間200㎞も走っているランナーの
4人に1人達成出来ていることを
多いと感じるか少ないと感じるかは
人それぞれだと思います。
けれども、
“月間走行距離が多ければ、速く走れる”
という風潮が日本にある中で、
この割合は、少なすぎます。
“月間走行距離が多ければ、速く走れる”
が本当ならば、
月間200㎞も走っている
ランナー3人に1人は、
少なくとも
サブスリーを達成してほしい。
“月間走行距離が多ければ、速く走れる”
という言葉。
本当かどうかはかなり怪しい
少なくとも真実ではないと思います。
月間走行距離が多くなくても、
速く走れているランナーを1人紹介します。
僕がよく知るランナーT君(独身)です。
彼のフルのベストタイムは、
2時間44分27(2016年防府読売マラソン)。
対して、2016年
彼の月間走行距離231km(1年間の平均)。
月間走行距離231㎞ *2
決して多い距離ではありません。
このくらいの走行距離であっても、
日々の練習の工夫次第では、
2時間45分を切り
全ランナーの上位約1%に入れます
最後に、大切な補足をしておきます。
月間走行距離が少なくても、
速く走るためには、
練習の質、走る以外のトレーニング、
筋トレが大切です。*3
経験者は語る。
出典は、月刊ランナーズ
アールビーズスポーツ財団
です。
協力ありがとうございました。
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